1. マイクロサービスの最大の悪夢:原因不明のレイテンシ遅延
サービスが10個、20個と連鎖して呼び出されるマイクロサービス環境では、「APIのレスポンスが3秒遅い」という問題の原因が、どのサービスのどのDBクエリにあるのかを特定することが極めて困難です。
2. W3C Trace Contextによるコンテキスト伝播
HTTPヘッダーのtraceparentを通じて、リクエストIDがすべてのサービス間を透過的に流れます。Javaエージェントを付与するだけで、コード変更ゼロでトレースを自動計測できます。
// AWS ECS FargateでのJavaエージェント設定
JAVA_TOOL_OPTIONS="-javaagent:/opentelemetry-javaagent.jar -Dotel.traces.exporter=otlp -Dotel.exporter.otlp.endpoint=http://localhost:4317 -Dotel.service.name=order-service"
3. サービスマップでボトルネックを一目瞭然に可視化
AWS X-RayやDatadogのダッシュボード上に依存関係グラフが自動描画され、エラー発生箇所やp99レイテンシの突出したサービスを瞬時に特定できます。